
歩いて聞いて伝える、逗子のローカル案内づくり
逗子の商店街やローカルスポットを歩き、
お店の人に話を聞きながら魅力を掘り起こす1ヶ月。
街の本当の良さを伝えるローカルマップを一緒に作ります。

逗子を訪れる人や移住を考える人に、もっと気軽に逗子の良さを伝えたい。そんな思いから始まる、ローカル案内マップをつくるプロジェクトです。舞台となるのは、海と山に抱かれたコンパクトな街・逗子。大きな観光地ではないけれど、暮らす人が大切にしてきた店や、静かに続いてきた文化、小さな幸せがあちこちに散りばめられています。あなたには商店街や路地、海沿いを歩きながら、お店の人や街の人に話を聞き、逗子らしさの源泉を集めていってもらいます。観光ガイドには載らない、生活者のまなざしが映し出すリアルな魅力を、言葉と構成で丁寧に整理していくのが役割です。
完成したマップは、逗子海岸映画祭や海の家、観光客が訪れるスポット、そして移住希望者への案内として配布される予定です。「この店、行ってみたい」「この街、気になるかも」そんな小さなきっかけをつくる一枚になります。イラストは中田製作所が担当するため、画力は不要。街を歩き、聞き、まとめるというシンプルだけど奥行きのある作業を通じて、地域の魅力を発掘する目と、それを人に届ける編集力が自然と鍛えられる1ヶ月です。逗子の未来の入り口を一緒につくりましょう。

【STEP1】(1週目)―街を知る:逗子の今を歩いてつかむ―
・商店街・海沿い・住宅地のフィールドワーク
・中田製作所が考える「逗子らしさ」の理解
・移住希望者の課題/ニーズリサーチ
・マップに載せたいスポットの仮リスト作成
・観察記録(写真・メモ・地図化)
▼目的:街の空気を自分の感覚でつかむ/仮説リストの作成
【STEP2】(2週目)―話を聞く:ローカルスポットの魅力発掘―
・商店街や個人店へのヒアリング(掲載OKの確認・エピソード収集)
・魅力ポイントの深掘り(人柄・歴史・ストーリー)
・観光/地元客/移住者の視点を整理
・マップのコンセプト候補を複数作成
▼目的:マップのコンセプトと言葉の軸を手に入れる
【中間レビュー】
・STEP1・2の成果共有
・マップ構成案の方向性決定
・不足要素の追加リサーチ
【STEP3】(3週目)―構成をつくる:マップの骨格づくり―
・スポットの最終選定
・紹介文の執筆(短文コピー/説明)
・推しポイントの言語化
・マップの全体構成/情報配置の検討
・イラスト制作へ渡すための素材整理
▼目的:マップの内容(テキスト/構造)を8割完成させる
【STEP4】(4週目)―仕上げる:配布可能なマップへ―
・全体の編集(言葉のトーン、順序、導線)
・イラスト制作チームとの調整
・完成版データの最終チェック
・配布想定(映画祭/海の家/移住案内)に合わせた調整
・成果発表(中田製作所+関係者)
▼目的:実際に手に取れる“逗子ご近所マップ”を完成させる
《事前課題あり》
サイトにてビジョンや考え方を見ていただければと
https://nakata-archi.com/
https://norman.jp/stg/rienakada/

逗子の街を歩き、人の話を聞き、魅力を言葉と構造にしてまとめることがこのプロジェクトの核です。
・マップに載せたいスポットのリストアップ
・商店街や個人店へのヒアリング(掲載可否の確認やエピソード収集)
・写真やメモを通じた記録
・マップ全体のコンセプトづくりまでを担当してもらいます。
・各スポットの紹介文の作成や、中田製作所の視点(暮らし・土地・家づくりとのつながり)の整理
最終的には、逗子を訪れる人が“街とつながる入口”となる、ご近所マップの内容(構成・コピー・情報整理)をつくりあげることを期待しています。
※デザイン、イラストは中田製作所にて対応予定です

逗子を歩き、聞き、まとめる1ヶ月を通じて、
持ち帰れる経験。
・ローカルの魅力を観察し、言語化する力
・商店街や個人店へのヒアリングスキル
・地域の空気感を読み解くフィールドワーク力
・スポットの魅力を短い言葉で伝えるコピーライティング
・マップ全体の構成・編集の実践経験
・観光・移住・ローカルの接点づくりの理解
・地域×建築×暮らしの世界に触れる実体験
・中田製作所の視点(暮らしと土地の読み解き方)
・未来のキャリアにつながる地域編集の基礎知識
・どんな街でも魅力を発見できる目が身につく
文章だけでなく現場で拾った小さな感覚が、
この先の進路や価値観に確実につながる経験になります。

募集人数:2人
専攻は問いません。
建築、都市計画、社会学、デザイン、福祉、文系も歓迎です。
※神奈川県外に在住している方
本プロジェクトは神奈川県主催「令和7年度三浦半島地域ふるさとワーキングホリデー事業」として実施しているため、現在神奈川県に在住している方はご参加いただけません。(学校や職場が神奈川県内でも、居住地が県外であれば参加可能です。)

参加型:住み込み
【活動期間】2026年2月12日~3月18日の5週間
・期間中 週5日以上(土日祝日活動、平日休みとなる場合もあります)
・1日8時間程度(週40時間程度)
※2026年2月12日~3月18日までのうちの25日間程度を想定
※キックオフ研修・中間研修・修了研修/成果報告会は原則、参加必須です。以下の「スケジュール」をご確認ください。参加できる方を優先します。
【活動場所】主に株式会社中田製作所 、逗子市内、街歩き
※宿泊場所からの通勤方法 電車・バスを想定
【交通費】
・現在の居住地から宿泊先の最寄り駅までの往復交通費はご自身で負担ください。
・活動期間中の宿泊先から会社までの通勤等に掛かる費用は別途、実費相当額が支給されます。
【宿泊先】 アパートメント:D@逗子(宿泊先名)
住所:神奈川県逗子市小坪1丁目17-16
https://www.instagram.com/apartment.d_zushi/?fbclid=IwY2xjawOVDm1leHRuA2FlbQIxMABicmlkETE2RWlsQjRta1pSaFI5NGN2c3J0YwZhcHBfaWQQMjIyMDM5MTc4ODIwMDg5MgABHqxdH_6C_WTOWsfR5t6HL-HXSAbuGUTHIZbS1NngS39ffc-xaQhe6VmAbkPj_aem_M5BdcGDorfPhnpCMZVRdMQ
※家賃に関係する費用はインターン生には負担はありません。
【その他】
・期間中、5日間は雇用契約を結び、現場を知る就労体験を行っていただきます。
雇用契約時の給料は、時給でお支払いします。(雇用期間の時給1,250円、40時間で5万円)
・2週目以降は研修生契約を結び、実践型インターンシップに取り組んでいただきます。研修生契約時は活動支援金として3万円(確定後記載)お支払いします。(食費・娯楽費として会社より支給)
その他、インターン保険は事務局が手配します。インターン生自身で加入する必要はございません。
【具体的なスケジュール】
〇 インターン開始・合同キックオフ研修(参加必須)
2月12日(木)13:00~16:00
受入企業とインターン生のお互いのことを知る機会です。プロジェクトで何をするのか再確認します。
〇 中間研修&フィールドワーク(参加必須)
3月2日(月)09:00~17:00
各プロジェクトの進捗状況や自身の成長、振り返りを実施します。また、他地域の社長に会いに行くツアーを実施します。
〇 修了研修&成果報告会(参加必須)
3月18日(水)10:00~18:00
インターン生や受入企業は、1ヶ月の振り返りを行います。市民・地域・県内企業はインターン事業に対する理解を深めます。
※上記、期間内にコーディネーター面談を複数実施します。
※内容は若干変更になる可能性があります。
本プロジェクトは、令和7年度三浦半島地域ふるさとワーキングホリデー事業としてNPO法人ETIC.が委託を受けて実施しています。



逗子の暮らしの声を聞き、図面の外側までデザインする設計事務所。
逗子のまちで住宅や小さな拠点、コミュニティの場をつくっている設計事務所です。
中田製作所は、暮らしの視点を大切に「図面の外側まで含めた設計」を行っています。
住む人の生活の流れ、地域の空気、商店街の人との関係性など、
まちの細かなニュアンスまで読み取る生活者の建築を目指しています。
移住者の家づくりや土地探しにもしっかり伴走し、
暮らしと地域をつなぐ逗子の入り口を一緒につくっている設計事務所です。

取締役/中田 理恵
逗子には、小さな幸せがたくさんあります。
路地裏のパン屋さん、静かな珈琲店、海風が抜けるベンチ。
その一つひとつが、誰かの逗子の入口になり得ます。
あなたの視点が、この街の魅力を広げるきっかけになります。
一緒に、逗子を伝えるマップをつくりましょう。
お問い合わせ
神奈川県横須賀三浦地域県政総合センター(事務局:NPO法人ETIC.)へのお問い合わせ
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