貸切バスを身近にする、WEBマーケティングに取り組むプロジェクト

未経験から挑戦できるデジタルマーケティング。プロのもとで現場に触れながら実務スキルを身につけ、“貸切バスが身近になる”ようなWEBコンテンツ作りに本気で取り組む5週間。

貸切バス業界は、いまだに紙の見積もり、FAX、電話が当たり前の世界。
「どこに頼めばいいのか分からない」という利用者の声も多く、
地域のバス会社が本来持つ価値が、うまく伝わっていない現状があります。

そんな“古い常識”を変えようとしているのが、
三浦市にある貸切バス会社、三浦観光バスです。

先頭に立つのは、専務の根岸さん。
もともと旅行会社で働いていましたが、家業であるこのバス会社を継ぐために三浦へ戻ってきました。
貸切バス業界のアナログな部分に課題を感じ、DX化に挑戦。
早くからデジタルマーケティングを導入し、“見つけやすく、頼みやすく、使いやすいバス会社”へと変え続けています。

そして現在、一大プロジェクトとして進んでいるのが、
三浦から神奈川県全域へ広がる、新しい交通プラットフォームの立ち上げです。
貸切バスを“特別なもの”ではなく、
“必要なときに誰もがすぐに使える選択肢”へと変える施策に挑んでいます。

「貸切バスをもっと身近にしたい」
「まずは気軽に貸切バスをサイトで検索する、そんな文化をつくりたい」
貸切バス業界に新たな風を吹かせようとする大人たちと一緒に過ごし、
将来につながるような本物の実務に触れられる、そんな5週間を過ごしてみませんか?

特別なスキルは必要ありません。一生懸命に学ぶ姿勢があれば大丈夫◎
マーケティングや経営に興味がある方におすすめのプロジェクトです!

プロジェクトの推進のほか、みんなで三浦半島内を観光したり、地域のお祭りに参加したり!他地域の社長に会いに行くフィールドワークの開催を予定しています♪

【STEP1】(1週目)ー現状の理解と情報収集ー
・ プロジェクト内容を再確認(プロジェクトの展開状況・直近の更新ポイントを確認)
・ スタッフへのヒアリング(現状・今後の展開の把握)
・ 貸切バス業界の課題分析(貸切バス事業の仕組みの理解・学生目線で感じた課題の整理)
・ 社内ミーティングへの参加

▼ 目的:三浦観光バスの現状を理解し、貸切バス業界の課題を分析する。

【STEP2】(2週目)ーリサーチ・アイディア出しー
・ マーケティングに必要なことを学ぶ
・ 方向性に合わせた、WEBコンテンツのアイディア出し
・ コンテンツ作りに必要な素材を集める
・ 社内ミーティングへの参加

▼ 目的:リサーチした情報をもとに、コンテンツ制作の下準備までを行う。

【中間研修】

【STEP3】(3週目)ー制作・修正・壁打ちー
・ WEBコンテンツ制作
・ 壁打ちを経て、修正箇所を修正する
・ 状況に応じた追加調査
・ 担当者との壁打ち

▼ 目的:PDCAサイクルを回しながら、より伝わる形へと磨き上げる。

【STEP4】(4週目)ー成果を現場で確かめ、次につなげるー
・ 制作したコンテンツのテスト公開
・ 制作したコンテンツの反応の分析
・ 社員さんに教わりながら、事務業務に触れる(サイト経由の予約対応など)
・ 改善点の整理と、次の学生へ引き継げるマニュアル・メモの作成

▼目的:関わったものが、予約につながる嬉しさを体感する。

※日々状況が変わっているため、多少の変更の可能性あります。

・ 面白そう!と前のめりになれる姿勢
・ “わかったこと・できたこと・できなかったこと”を言語化しようとする力
・ 分からないことをそのままにせず、聞こうとする姿勢

・ マーケティングや経営の実践的な知識が得られる
・ 事業が立ち上がっていくプロセスを間近で見ることができる
・ 情報を整理し、人に伝える力が身につく
・ 様々な専門スキルを持つ大人とたくさん交流することができる
・ “働く”ことのリアルと、キャリアの選択肢を広げる気づきが得られる

募集人数：２人（高校生の応募不可）

• 神奈川県外に在住している方
本プロジェクトは神奈川県主催「令和７年度三浦半島地域ふるさとワーキングホリデー事業」として実施しているため、現在神奈川県に在住している方はご参加いただけません。（学校や職場が神奈川県内でも、居住地が県外であれば参加可能です。）

参加型：住み込み

【活動期間】2026年2月12日~3月18日の5週間
・期間中 週5日以上（土日祝日活動、平日休みとなる場合もあります）
・1日8時間程度（週40時間程度）
※2026年2月12日~3月18日までのうちの25日間程度を想定
※キックオフ研修・中間研修・修了研修/成果報告会は原則、参加必須です。以下の「スケジュール」をご確認ください。参加できる方を優先します。

【契約形態/活動支援金】
・期間中、5日間は雇用契約を結び、現場を知る就労体験を行っていただきます。
雇用契約時の給料は、時給でお支払いします。（雇用期間の時給1,225円、40時間で約5万円）
・2週目以降は研修生契約を結び、実践型インターンシップに取り組んでいただきます。研修生契約時は活動支援金として3万円（確定後記載）お支払いします。（食費・娯楽費として会社より支給）
その他、インターン保険は事務局が手配します。インターン生自身で加入する必要はございません。

【活動場所】

三浦観光バス本社（神奈川県三浦市南下浦町上宮田1486‐2）
※三浦海岸駅から徒歩1分

【交通費】
・現在の居住地から宿泊先の最寄り駅までの往復交通費はご自身で負担ください。
・活動期間中の宿泊先から会社までの通勤等に掛かる費用は別途、実費相当額が支給されます。

【宿泊先】調整中(決まり次第、情報更新します。)
※家賃に関係する費用はインターン生には負担はありません。

【具体的なスケジュール】
〇 インターン開始・合同キックオフ研修（参加必須）
　 2月12日（木）13:00~16:00
　受入企業とインターン生のお互いのことを知る機会です。プロジェクトで何をするのか再確認します。
〇 中間研修＆フィールドワーク（参加必須）
　 3月2日（月）09:00~17:00
　各プロジェクトの進捗状況や自身の成長、振り返りを実施します。また、他地域の社長に会いに行くツアーを実施します。
〇 修了研修＆成果報告会（参加必須）
　 3月18日（水）10:00~18:00
　インターン生や受入企業は、1ヶ月の振り返りを行います。市民・地域・県内企業はインターン事業に対する理解を深めます。
※上記、期間内にコーディネーター面談を複数実施します。
※内容は若干変更になる可能性があります。
本プロジェクトは、令和７年度三浦半島地域ふるさとワーキングホリデー事業としてNPO法人ETIC.が委託を受けて実施しています。

“貸切バスをもっと身近な選択に”
DX化で、貸切バスの可能性を広げ続ける会社

三浦観光バスは、神奈川県三浦市を拠点にする貸切バス会社です。
観光業としては創業60年を超え、1998年に貸切バス事業からスタートし、観光・送迎を支えながら、地域で愛されてきました。
貸切バス業界のアナログな部分に課題を感じ、早くからDX化に挑戦。2014年からはデジタルマーケティングを導入し、営業スタイルを大きくアップデートしてきました。

コロナ禍で厳しい時期を乗り越え、現在は過去最高益が見込まれるほどに成長。また事業領域を「貸切バス」から「モビリティ」へ広げ、レンタサイクルやトゥクトゥク、キャンピングカーなど、地域の移動を支える新しいサービスにも挑戦してきました。

今後はデジタル領域にも力を入れ、貸切バスのWebプラットフォーム、そして全国のバス会社のDX支援にも挑戦していて、
“貸切バスをもっと身近に、自ら変えていく” そんな前向きな姿勢で走り続けています。

専務取締役／根岸 辰也

「貸切バス」と聞いてどんなバスをイメージするでしょうか。きっとみなさんの地元を走っている「路線バス」などを思い出すかもしれません。貸切バスは路線バスとは異なり、文字通り1台のバスを「貸し切った」オーダーメイドのバスサービスです。

バス業界はとてもアナログな世界で、いまだに電話やFAXしか受け付けていない会社もあるような業界です。
貸切バスを利用することは、みなさんの人生においてあまり経験のないことかもしれません。
だからこそ、その限りある機会を大切に、アナログな業界を「デジタル」の力で、ユーザーにとってより分かりやすく快適でカジュアルなコミュニケーションの選択肢を増やしていきたいと思っています。
その先には、ただ集団で移動する「機能」ではない、貸切バスの新たな「価値」が見えてくると信じています。

AIやDXの推進が人々にとってより良い暮らしのデザインになるように、デジタルドリブンなバス会社経営を一緒に考えていきましょう。