プライム企業でイントレプレナー（社内起業家）に挑戦！

三浦半島の学校が抱える地域固有の課題を見つけ出し、NIFCOの技術を活かして教育現場をより良くする商品・サービスを企画・試作するプロジェクト。

本プロジェクトは、三浦半島にある教育機関が抱える“地域ならではの課題・困りごと”を見つけ出し、その解決につながる新しい商品・サービスを企画し、試作まで形にすることを目指すインターンです。

三浦半島の学校には、起伏の多い地形による避難動線の複雑さ、学校統廃合が進む中で増える引継ぎ業務や遠距離通学、交通インフラが限られた地域で生じる家庭の送迎負担、そして都会でも田舎でもない“中間地帯”ならではの進路の悩みなど、都市部とは異なる固有の課題が存在します。こうした「地域起点の課題」に学生ならではの自由な視点で切り込んでいただきます。

プログラムでは、「仮説→現場ヒアリング → 課題発見 → 企画立案 → 簡易プロトタイプ作成 → 社内プレゼン」という新規事業開発のプロセスを、1ヶ月で実施します。机上の検討にとどまらず、実際に学校へ足を運び、教職員のリアルな声をもとに仮説検証を行う、実践型プロジェクトです。

今回のインターン先は、普段から新規事業開発を行っている部署です。そのため、NIFCOの既存技術だけでなく、新規事業として取り組んでいる「無線・電池レスIoTデバイス」なども活用できる点が大きな特徴です。実際にビジネスの現場に立つ社員からたくさんのことを学べる環境です。

「教育現場 × IT × 地域課題解決」 というテーマに挑みながら、新しい商品・サービスをつくる“最初の一歩”を経験できる、ここにしかないインターンです。

【STEP0】　NIFCOを知る（1週目）
• 職場・ショールームを見学。
• 先輩社員から、会社の技術や事業について話を聞く。

💡目的：まずは「ニフコってどんな会社？」を体験的に理解するところからスタート。

【STEP1】仮説をつくる（1週目）
• 教職員の仕事の流れを想像・調べながら、「ここが大変そうかも？」と思うポイントを考える。
• 現場でヒアリングしたい内容を整理し、自分なりの“仮の答え（仮説）”を用意する。

💡目的：現場に行く前に、“何を見に行くのか” を明確にする。

【STEP2】現場でヒアリング（1〜2週目）
• 実際に学校を訪れ、先生に話を聞く。（基本的に先輩社員が同行）
• 日常の仕事の様子を観察したり、直接ヒアリングすることで、“実際の困りごと”を見つけ出す。
• STEP1で立てた仮説が合っていたかを確かめる。（もちろん外れていてもOK）

💡目的：教育現場の“リアル”を自分の目で見て知る。

【STEP3】アイデア出し＆プロトタイプづくり（2〜3週目）
• 現場で見つけた課題を整理し、「本当に解決すべきポイント」を再定義する。
• どんな商品・サービスが良さそうか、みんなでアイデア出し。
• アイデアの中から選定し、プロトタイプ（簡単な試作）を作成。
　　　　※難しい部分は社員がサポートするのでご安心を。

💡目的：短い期間でも、アイデアを“実際の形”にしてみる。

【STEP4】1ヶ月の成果を発表（4週目）
• STEP1〜3で取り組んだ内容を整理し、プレゼン資料としてまとめる。
• ニフコの新規事業メンバーとして、ベテラン社員に向けて自分たちの提案を発表する。

💡目的：最後は「自分たちのアイデア」を社内に提案する

《事前課題あり》
参加される方には、任意の事前準備として「三浦半島の教育現場にはどんな課題があり得るか」という仮説をいくつか考えてきていただけると嬉しいです。

地域の地形・通学環境・学校規模・設備状況など、調べられる範囲で構いません。ご自身の周りの教育現場（現在通っている大学や母校の先生・教育関係者・部活動の指導者など）にも簡単なヒアリングを行い、日常の業務負担や困りごとを聞いてみるのも良いかもしれません。

これらは提出する必要はありません。STEP1（仮説づくり）を早く回すことで、STEP3（アイデア出し＆プロトタイプづくり）により多くの時間をかけられるようにすることが狙いです。

専門知識は一切不要で、「こういうことが大変なんじゃないかな？」という素朴な気づきや疑問から自由に考えてもらえれば大丈夫です。

・現場ヒアリング（STEP2）を通じて、教育現場のリアルな課題を発見すること。
・アイデア出し（STEP3）を経て、新しい商品・サービスを企画案をつくること。

★ニフコ社員がまだ気づいていない新しい視点で、課題発見や企画立案に挑んでくれることを期待しています。

• 現場でユーザーの”生の声”をヒアリングする経験
• 見つけた課題や考えたアイデアを整理し、まとめる練習
• アイデアをプロトタイプとして、実際に形にする経験
• 自分のアイデアを社員に向けて発表し、フィードバックを受ける経験
• プライム企業※でイントレプレナー（社内起業家）的な経験

※東京証券取引所の「プライム市場」に上場している企業

募集人数:2人（高校生の応募不可）

• 神奈川県外に在住している方
本プロジェクトは神奈川県主催「令和７年度三浦半島地域ふるさとワーキングホリデー事業」として実施しているため、現在神奈川県に在住している方はご参加いただけません。（学校や職場が神奈川県内でも、居住地が県外であれば参加可能です。）

【応募して欲しい方】
・アイデアを考えるのが好きな方
・モノづくり・企画に興味がある方
・やる気に満ち溢れている方

参加型：住み込み

【活動期間】
・2026年2月12日~3月18日の5週間のうちの25日間程度を想定
・期間中 週5日以上（土日祝日活動、平日休みとなる場合もあります）
・1日8時間程度（週40時間程度）

※キックオフ研修・中間研修・修了研修/成果報告会は原則、参加必須です。
以下の「スケジュール」をご確認ください。参加できる方を優先します。

【契約形態/活動支援金】
・活動期間のうち、5日間は「雇用契約」を締結します。雇用契約期間は、1日7時間45分勤務（合計38.75時間） で、時給1,225円に基づき、約4.7万円の給与をお支払いします。
・上記５日間を除く期間は、「研修生契約」を締結します。研修生契約期間は、給与の支払いはありませんが、全期間を通じて合計約3万円の活動支援金をお支払いします。
・その他、インターン保険は事務局が手配します。インターン生自身で加入する必要はございません。詳細は別途お渡しする雇用契約書および処遇概要確認書にてご確認ください。

【活動場所】主にニフコ本社 （〒239-8560　神奈川県横須賀市光の丘5-3）
　※宿泊場所からの通勤方法　電車とバスを想定

【交通費】
・現在の居住地から宿泊先の最寄り駅までの往復交通費はご自身で負担ください。
・活動期間中の宿泊先から会社までの通勤等に掛かる費用は別途、実費相当額が支給されます。

【宿泊先】　近隣のシェアハウスまたはアパート(予定)
※家賃に関係する費用はインターン生には負担はありません。

【具体的なスケジュール】
〇 インターン開始・合同キックオフ研修（参加必須）
　 2月12日（木）13:00~16:00
　受入企業とインターン生のお互いのことを知る機会です。プロジェクトで何をするのか再確認します。

〇 中間研修＆フィールドワーク（参加必須）
　 3月2日（月）09:00~17:00
　各プロジェクトの進捗状況や自身の成長、振り返りを実施します。また、他地域の社長に会いに行くツアーを実施します。

〇 修了研修＆成果報告会（参加必須）
　 3月18日（水）10:00~18:00
　インターン生や受入企業は、1ヶ月の振り返りを行います。市民・地域・県内企業はインターン事業に対する理解を深めます。

※上記、期間内にコーディネーター面談を複数実施します。
※内容は若干変更になる可能性があります。

本プロジェクトは、令和７年度三浦半島地域ふるさとワーキングホリデー事業としてNPO法人ETIC.が委託を受けて実施しています。担当コーディネーターはNPO法人ETIC.と連携している伊藤潤子（神奈川県横須賀市）が担当します。

小さな気づきと技術をつなぎ、心地よい生活と持続可能な社会を創造する

ニフコは、「つなぐ・束ねる・結びつける」ことを得意とするプラスチック製品を設計・製造しているメーカーです。ニフコ製品は自動車・住宅設備・アパレルなど、身近なところで活躍しています。
インターン先の部署では、この技術を発展させ、無線・電池レスIoTデバイスを使った新サービスづくりに挑戦しています。特に最近は、学校現場での困りごとに着目し、解決に向けた取り組みを進めています。

【ニフコってどんな会社？】
https://www.nifco.com/company/about.html

【ニフコのパーパス(存在意義)について】
https://youtu.be/jaQQm1YkkIg?si=VWm9DJvtypdAH_vZ

Life Solutions Company コネクテッドビジネスユニット
新規事業開発担当／鈴木 秀佳

新規事業は、机の上だけでは絶対に生まれません。
現場に足を運び、話を聞き、自分で考え、形にしてはじめて価値になります。

今回のインターンでは、そのプロセスを本気で取り組んでもらいます。
皆さんの視点や疑問が、皆さん自身の成長だけでなく、私の成長、そしてNIFCOの成長にも繋がると信じています。

全力でサポートします。失敗を恐れずに、ぜひ一緒にチャレンジしましょう！