次の参加者にも、
やりたいことをやりきって欲しいです。
積極的に動けば、色んな出会いがありますし、
思いはかないます。
アクティブにハッピーに、ファイトです!
中村将 さん(大学4年生)
- 滞在地: 佐賀県吉野ヶ里市
- 体験したお仕事: 農園でのキャベツ収穫
- 主な交流内容: まちおこしに取り組む方々との交流
「ふるさとワーキングホリデー」に参加した理由
私は東京生まれ東京育ちで、地方部との接点は祖父母の家と旅行のみでした。祖父母の家でのリラックスした居心地の良さから、地方の暮らしに漠然と関心を持っていました。ふるさとワーキングホリデーを通じて、旅行よりも身近に地域を見て、体験し、感じたいと思い、参加しました。都市部や書籍で言われるように、地方は人が減り活気がないという考えの真偽を自分の目で確かめること、地域の方の、地域への思いに触れることが参加した目的でした。
「ふるさとワーキングホリデー」に参加した感想
精神的にとても充実した生活が送れて、ハッピーでした!本当に楽しくて、ワクワクしました。佐賀県のことが大好きになりました。佐賀の人は、人当たりが良く、熱く、真面目で勤勉でした。相手に関わりすぎず、でも気を使ってもくれる佐賀の方々の人への接し方が好きで、居心地が良かったです。とにかく平らで、見晴らしがよいことも良かったです。畑作業をしていると「こんにちは」と誰もが挨拶してくれましたし、何気ないけれども大切な人の関わりを感じられて、嬉しかったですし、癒されました。
吉野ヶ里のトラック市や佐賀市での骨董市など、市が開催され、にぎわっていました。地域のみなさんが集まり、にぎわっている、その光景がまぶしく、うらやましく見えました。自然との関わりが生活の一部になっているようで、空の雲の様子・方角から天気を予想したり、つくしの芽から春を感じたり、五感が研ぎ澄まされていることも新鮮で魅力的でした。一方で、金曜日の夜9時ごろの佐賀駅付近ですら人はまばらで、人の少なさを感じました。かなり衝撃を受けました。
「ふるさとワーキングホリデー」を通じて学んだこと
佐賀県の方の地域への熱い思いを伺えたことで、地域の可能性を感じたことが一番大きな学びでした。佐賀県でお話しした方々は、少しでも現状を変えたいと思っていらっしゃいました。その活力が地域という枠を超えてつながれば、大きなインパクトを与えられるのではと感じました。また佐賀県は小さな県で、人口もそれほど多くないからでしょうか、何か面白い活動をされている方は目立つので、簡単につながりを持てます。実際に、佐賀県全域の地方活性化に取り組む方々のシンポジウムもあったようですし、小さいからこそ、人が少ないからこそできることもあるのかもしれません。
佐賀県に行く前は佐賀県の名産品や観光地も知らず、地味な印象を持っていました。佐賀県で生活してみると、驚くほど平らな土地や、唐津くんちというお祭り、イカの活きづくり、呼子大橋からの夕焼け、武雄などの温泉、武雄神社の御神木、伊万里・有田・唐津の焼き物、日本酒の鍋島、佐賀市内の歴史的な街並み、明治以降の日本を支えた偉人との縁だったり。佐賀県は宝の宝庫でした。現地に行かないとわからないことがたくさんあるなと改めて感じました。
地方ならではの良さは、人とのかかわり、あふれる自然を含む、地域が作る地域の空気なのだと思いました。こういった人としての暮らしは、都会のロボットのような無機質な暮らしとは違う良さがあり、その暮らしの良さを守っていけたらいいなと強く思いました。
参加を考えている方は是非!!!!!!
次の参加者にも、やりたいことをやりきって欲しいです。積極的に動けば、色んな出会いがありますし、思いはかないます。アクティブにハッピーに、ファイトです!