自治体・団体の声

札幌まで電車で30分!アクセス抜群で自然も雄大な岩見沢はいかが?

自治体・団体: 北海道岩見沢市

北海道中部地域にあり、石狩平野の東部に位置する岩見沢市は札幌まで約32㎞と電車で30分、新千歳空港へは電車でも車でも約60分と交通至便な都市です。とても便利な場所にあり、今も北海道における陸上交通の要衝の一つです。

主な産業は農業で、稲作を中心に小麦や玉ねぎ、花卉の栽培が盛んです。近年はワイナリー設立やヴィンヤード(ブドウ畑)の新規就農が多数見られています。
岩見沢市の紋章は緑の中に金色の「米」の形が描かれたものですが、これは四方八方へ広がる交通網と主要産業である米を表現しているものです。

そんな、道内のどこに行くにもアクセスが良く農業が盛んな岩見沢の「岩見沢市ふるさとワーキングホリデー」では、市を支える産業である農業での収穫作業や、観光スポットとして大人気の「ログホテル メープルロッジ」での業務などを体験できます。

「ログホテル メープルロッジ」は丸太をふんだんに使ったぬくもりのあるログホテルで、レストランと宿泊設備も備えられている温泉施設です。夏には四輪バギーができるなど、楽しいアクティビティで魅力いっぱい。ふるさとワーホリでは、施設内のレストランでのホールスタッフの仕事などが主な業務になります。
自然とたわむれながら癒しの時間も過ごせますので、北海道ならではのワーホリを体験したい人にはおすすめです。

これまで「ふるさとワーホリ」に参加した人には、岩見沢に訪れたことがなかった人や岩見沢を知らなかった人もいましたが、岩見沢市を知ってもらうにはいいきっかけになったようです。

岩見沢市役所企画室によれば、
「まちのPRと一言でいっても、これまで関わりのなかった人とまちが繋がるのは難しいことだと思います。でも『ふるさとワーキングホリデー』という事業を通じて、岩見沢としても新しい出会いを得ることができました。参加していただいた方にとっても、特にまちの人と関わる機会が多いので、ネットでは得られない岩見沢のまちや人について知ることができ、よりまちの魅力を感じていただけたと思います」
とのことです。

ふるさとワーホリに参加した人たちの声はどうでしょうか。
「広大な景色の中の運転が気持ちよかった」「夕焼けがとてもきれいだった」と、仕事内容よりも、岩見沢の自然や景色についての印象が強かったようです。

「住んでいる私たちにとっては何気ない日常の風景が、角度を変えるとそのように見えるのだと新しい視点をもらいました。これから、まちの日常を魅力として発信していくということを意識して取組みを続けていきたいと思います」と担当の方は話します。

そんな岩見沢を代表する観光地といえば、40種類以上のアトラクションがある北海道最大級の遊園地「北海道グリーンランド」と、廃材を利用して建てられたアーティスティックなワイン工場兼店舗とブドウ畑が広がる風景が北海道らしさを醸し出す「宝水ワイナリー」。風光明媚でドライブの途中で立ち寄るにはピッタリな場所ですね。

そして岩見沢の“まちの顔”といえるのが岩見沢複合駅舎です。2000年に焼失しましたが、2009年に市施設との複合施設として誕生しました。この駅舎は2009年度グッドデザイン賞大賞を受賞するなど、新しい岩見沢を象徴する存在になっています。壁面にはレンガプロジェクト参加者の刻印入りレンガが埋め込まれ、窓枠には古レールを使用するなど、歴史と思いが詰め込まれた素晴らしい建物です。
また、岩見沢の観光案内や観光土産の販売、駅のガイドツアーなども行われています。

では、岩見沢と「ふるさとワーキングホリデー」の現状と、これからの課題は何でしょうか。
全国的に人口減少が課題となる中で、地域と繋がり、ともに地域づくりを担ってくれる関係人口の創出はどこの自治体でも喫緊の課題です。
そのためにも新たな出会いを得ることのできる「ふるさとワーキングホリデー」は貴重な取組みですし、新しい人との出会いが期待できる制度でもあります。

岩見沢市役所企画室のこんな思いが、そのすべてを物語っています。
「都会とも田舎ともいえない、不思議と心地よい岩見沢のまちやそこに住む人と出会ってみませんか? みなさんのワーホリ参加を心待ちにしています」