
自然とゲストハウスでの交流が魅力!農業と宿泊業を体験できる士別市のふるさとワーホリ
自治体・団体: 北海道士別市
北海道の北部、上川地方に位置する士別市は、天塩岳をはじめとする山々や、天塩川の源流域を有する、水と緑豊かな田園都市です。農業を基幹産業とし、「羊のまち」としてサフォーク種の羊を活用した地域づくりにも取り組んでいます。夏は爽やかな高原の気候、冬は本格的な雪景色が広がり、四季を通じて自然の恵みを感じられる地域です。
現在、受け入れ先の職種としては、トマトやカボチャなどの収穫・選別・出荷といった農作業と、ゲストハウスでの施設清掃やイベントの企画・運営といった宿泊施設の運営業務があります。自然豊かな農業の現場と、地域の人や訪れる人との交流を身近に感じられる仕事の両方を体験できることが、士別市ならではの魅力となっています。
令和7年度までに11名が参加し、平均約25日間、士別市で暮らしながら地域の事業者のもとで就労しました。参加者からは、「士別の美しい自然と、地域の皆様の温かいご対応に心が和みました」「普段の生活では得られない多くの学びや発見がありました」といった声が寄せられています。一定期間地域で暮らし、働くことで、観光だけでは分からない士別の暮らしや地域の魅力を知ってもらう機会となっているようです。
また、受入事業者にとっても、普段とは異なる視点を持つ若者を受け入れることで、新たな気付きや刺激を得る機会となっています。参加者と地域住民との交流を通じて、滞在後も士別とのつながりを持つ「関係人口」の創出につながることも期待できるなど、地域と継続的な関係を築くきっかけとなっていることが、本事業の大きな効果だといえるでしょう。
士別市総務部総合政策課の児島さんは、独自の取り組みについて次のように話します。
「仕事だけで滞在が終わらないよう、参加者が地域の人や暮らしに触れられる機会をつくることを意識しています。宿泊先として地域の交流拠点となっているゲストハウスでは、地元の人や他の宿泊者との自然な交流が生まれています。また、市内の観光施設や地域資源を訪れてもらうなど、『働く』だけではなく『暮らす』視点から士別を体験してもらえるよう取り組んでいます」
今後の展望としては、一時的な滞在で終わらせず、参加者と士別市との継続的なつながりを生み出すきっかけにしていきたいという想いがあります。ふるさとワーホリをきっかけに、再び士別を訪れてもらったり、地域のイベントに参加してもらったり、将来的な移住や仕事につながったりと、関係人口の創出・拡大につなげていきたい考えです。
「観光」では分からない、地域で暮らし、働くからこそ見えるものがあります。まずは気軽に参加して、士別の人や暮らしに触れてみてください。







