働く場所は…
牡鹿半島の南西側。
わかめの生産量日本一を誇る宮城県石巻市の中でもトップの生産力をもつ小渕地区です。
ここには、わかめの漁師さんがおよそ40軒ほど。
震災前は半分ほどだったのが、震災後に増えたそうです。
その理由の1つが、わかめの生産速度が速いことにあります。
種を取ってきて2年以上かけて育てる牡蠣やホヤに比べて、
10月に種付けをすると4月には収穫できるわかめは回転が速いと言われています。
受け入れ先は…
牡蠣とわかめの養殖をメインに、空いた時期はアナゴを釣ったりしている佐藤水産の佐藤まさきさん(33)。
3代続く漁師家系の4代目跡継ぎになります。
普段はお父さん、まさきさん、従業員さんの3名でお仕事をしています。
種付けの時期や収穫の時期には、地元の漁師さん、パートさんはもちろん、毎年たくさんの方がお手伝いに来てくれていて、
最大で20~23名まで増えるそう。
例えば、
・1次産業の現場を肌で体験しに来た学生さん
・短期間で旅費を貯めに来たバックパッカー
・半年は日本、半年はブラジルを行き来する農家さん
・営業の閑散期を利用して来る演歌歌手さん
・春はワカメ、他の期間はギターエフェクター(音響機器)を作ってプチ起業をしているクリエイターさん
などなど、多種多様な方々が佐藤水産を支えてくれました。
絶えずお手伝いに来てくれるのには、佐藤水産の人々の温かさに秘密があると思われます。
募集の背景…
漁師の仕事には忙しい時期が2種類あり、その時期には猫の手も借りたいほど大忙しになります。
それが、準備の時期と収穫の時期。
準備の時期は「さあこれから海の仕事が始まるぞ!」という気合が浜に満ち溢れます。
準備の良し悪しがその年の収穫物の品質や仕事を決めるからです。
そして収穫時期。
1年の稼ぎ時には、漁師は休みなしで働くことも。
今回は「わかめ養殖の仕込み”種つけ”の仕事」にお手伝いいただく方を募集します。
わかめは11月~3月の期間に海でじっくりと育てられ、3月から収穫が始まります。
3月からの収穫にむけたはじめの一歩、わかめの種を海にまく仕事として、”種つけ”という仕事があります。
種付けの仕事は、タイミングの見極めが大事。
1シーズンに3回、種業者から送られてきた種の状態の良し悪しや、天候、海水温によっては何日も作業がお休みになったり、延期になることもしばしば。
上手くタイミングがあったとしても、3日連続で作業できるかどうか…のシビアな世界です。
そのため、参加期間中お休みが多くなってしまったりすることをご了承いただけますと幸いです。
また、この仕事は船の上、海での仕事となります。5時に出航した後は15時まで港に戻ってこないこともしばしば。
基本的に休憩も船の上で1日中海にいるので、乗物酔い等に自信がある方を優先させていただきます。
ただ、作業自体は初心者の方でもできる+力作業では一切ないのでご安心を。
仕事のタイムテーブル…
4:30~5:00:起床→準備
5:00~12:00:出航・午前仕事(途中朝食と適宜休憩あり)
12:00~13:00:お昼休憩
13:00~15:00:午後仕事(適宜休憩あり)
15:00頃〜:自由時間
※種付けの作業がない日はお休みです。
貸し出し可能なもの:
カッパ・手袋・長靴・寝具・炊事用品等
必要なもの:
作業着・アメニティグッズ
休日・休暇の取り方:
種付け作業がある日以外は期間中休日
お問い合わせ
石巻市ふるさとワーキングホリデー事務局(一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン)へのお問い合わせ
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