働く場所の紹介(どんな場所?)
石巻市街地から車で40分。
雄大な北上川を横目に車を走らせ、釜谷トンネルを抜ければ、南三陸金華山国定公園の南端に位置する雄勝地区にたどり着きます。
2005年に石巻市と合併した旧雄勝町は、ホタテやカキなどの養殖がさかんな漁業の町。
太平洋に面し、そして町の面積の8割が山林という、山と海に抱かれた小さな町です。
かつては雄勝湾をぐるりと囲むように、家々や小さな商店が肩を並べていました。
膝丈ほど伸びた草の陰から見え隠れする家屋の基礎が、そこにあった暮らしを物語ります。
震災前、4,300人ほどだった町の人口は、2017年5月現在、1,738人にまで減少してしまいました。
ほんの少し寂しさを覚えながら車の窓を開けると、
心地よい潮風が頰をくすぐり、
うみねこの鳴き声と一緒に、カラカラとした笑い声が聴こえてきます。
目に飛び込んでくるのは、山々の緑と、澄んだ海の青。
どこまでも力強い、生命の色です。
大きく変わった町の景色。
それでも変わらないものが、この町にはあります。
受け入れ企業(人)の紹介
石巻市雄勝町で50年以上に渡ってホタテ養殖を営んでいる漁師の阿部賢市朗さん(71歳)。
漁師歴50年。
漁師の息子としてこの町に生まれ、
この町の海とともに生きてきた阿部さんですが、“海の男”という言葉が持つ豪快なイメージとは、少し違っているようです。
温和で堅実。そして、真面目。
阿部さんには、そんな言葉がよく似合います。
それでも船に乗り、海に出ればまるで別人。
どんなに足場が悪くても、ひょいひょいっと飛び越え、気がつくとさっきとは違う場所からひょっこり現れたり……
いきいきと船の上を駆け回ります 「実はね、忍者なんだよ」と、茶目っ気もたっぷり。
雄勝地区の立浜でホタテの養殖を行う阿部賢市朗さん(71)は、震災前はカツオ漁の餌として使う、カタクチイワシの定置網漁も行っていました。
震災後はホタテの養殖に専念。
養殖棚を3台増やし、全部で28台となった養殖棚を、1人で管理しています。
最近まで宮城県漁協雄勝町雄勝湾支所の運営委員長を勤め、積極的に新人漁師の育成にも取り組んできました。
募集の背景
ホタテは11月から12月にかけて、
北海道から運ばれてくるホタテの稚貝をロープに吊るして海に入れる「耳吊り」という作業があり、多くの人手が必要となります。
しかしながら地域の高齢化が進み、現場はピンチ・・!
ホタテの稚貝に開けた小さな穴にピンを引っ掛けるという細かい作業なので、女性も大歓迎。
男性はトラックからホタテの稚貝をおろす力仕事があるため、深夜からの作業があります。
仕事のタイムテーブル(例)
2:00頃 集合 荷下ろし・耳吊りスタート
5:00 休憩(朝食)
6:00 耳吊り
9:00 休憩(おやつ)
9:30 耳吊り
12:00頃 終了
集合場所と待ち合わせ方法
石巻駅に集合予定です。
貸し出し可能なもの
長靴・手袋等、作業に必要なもの一式
必要なもの
特になし
休日・休暇の取り方
できるだけ希望に応えます。
募集が終了しました
お問い合わせ
石巻市ふるさとワーキングホリデー事務局(一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン)へのお問い合わせ
下記入力フォームにお問い合わせ内容をご入力のうえ、『送信する』ボタンを押してください。
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