「阿波おどり」で有名な徳島県の県庁所在都市、徳島市。
都市と自然が調和した水の都。 城下町として発展した400年以上の歴史があり、情熱的な「阿波おどり」や「四国遍路」の温かいお接待、「藍染」「木工」など独特の文化が息づく、市民が元気な「心おどる水都」です。
徳島県の人口はおよそ70万人で全国44位。その内、徳島市には25万人とおよそ3分の1が集まっています。
県庁所在地でもあるため、官公庁や商業施設、文化施設が集積した都市となっています。
東京都を除いた46道府県の県庁所在地では、2番目に面積が小さい「コンパクトシティ」
その分、街の機能や魅力がギュギュっと詰まっています!
徳島駅を中心とした市街地エリアから、車で20分走れば海水浴場や川遊びが楽しめる清流にアクセス可能です。
また、徳島市の市街地に隣接しているシンボル・眉山では、日々多くの市民がトレッキングやトレイルランを楽しんでいます。
まさに、海あり!山あり!川あり!の自然に溢れた街なんです。
市街地から少し移動したら自然に触れ合えるコンパクトさは徳島市の大きな魅力の1つです。
徳島市は、伝統的に藍染めや木工といった職人の街として発展を遂げてきた地方都市。
今年度のふるさとワーホリでは、保育施設と伝統産業にスポットを当てて実施します。
徳島のものづくり
江戸時代、徳島の城下町は、全国でも有数の大都市でした。
その背景として、藍・塩・木材・砂糖・葉たばこ等の産出があり、特に藍玉は全国の市場をほぼ独占するほどの勢いがあったことがあげられています。 このような歴史の中、様々な工芸品が生まれました。
藍染
徳島の東西を横切る吉野川は、毎年氾濫を繰り返す暴れ川で、流域は不毛の地と言われていました。
しかし、洪水は肥沃な土を運び込み、梅雨前とお盆に収穫する藍は水害の影響を受けにくく、連作を可能にしました。
徳島で作られた高品質な藍染料・蒅(すくも)は「阿波藍」とよばれてきました。
藍染めの一番の魅力は、その豊富な色。
その美しい色は「ジャパンブルー」と呼ばれて、海外からも人気を博しています。
昔ながらの手法で受け継がれてきた伝統の色・藍を、あなたの手で染め出してみませんか?
木工
徳島県は日本有数の家具の街であり、日本六大家具のひとつである「徳島家具」の生産地でもあります。
中でも徳島市は、四国三郎・吉野川の河口部に形成されたデルタ地帯に発達した都市で、その付近に住まう蜂須賀家の船大工から徳島家具が始まったと言われています。
その後明治に入り廃藩置県によって藩が無くなり、職を失った船大工たちの何人かが、日常雑貨を作り始めたのがきっかけで家具が作られるようになりました。
船大工たちの長年にわたり蓄積された技術が、以後の木工業の土台となったのです。
全国屈指の恵まれた森林資源を背景に成長してきた徳島の木工と匠の技術に触れてみませんか?
徳島の子育て
保育
徳島市は、市内の保育施設へ入所できない待機児童数が2022年4月1日現在でゼロになったと発表しました。
年度初めに待機児童がいないのは記録が残る2005年度以降で初めてとのこと。
徳島市には、保育所・認定こども園等で実施されるイベントや、母子参加型の交流の場がたくさんあり、子育てにまつわる各種統計でも上位にランクインすること多数!
豊かな自然環境の下、のびのび子供を育てるのにぴったりなここ徳島市で、あなたの保育士資格を活用してみませんか?