地域の魅力紹介

 北海道 鷹栖町 
「あったかす」な町 北海道鷹栖(たかす)町

和歌山に住む私にとっては、北の大地北海道での生活は憧れ。雄大な自然と、厳しい冬の寒さで有名な北海道ですが、その中に、あったかすな場所がありました。
今回私が取材したのは、北海道のほぼ真ん中に位置する鷹栖町。北海道第二の都市旭川市に隣接し、都市からのアクセスも比較的良い街です。冬の一番寒い月は平均気温マイナス13℃にもなるんだとか。そんな寒さの厳しい町にどんな「あったかす」があるのでしょうか。鷹栖町役場の笠原さん(以下、笠原さん)、ワーホリ参加を経て2020年に九州から移住された鹿毛さん(以下、鹿毛さん)に鷹栖町の魅力とともにお聞きしました。

まちに広がる景色を独り占め

米の生産が盛んな鷹栖町では、一面に田園風景が広がります。その背景には雄大な大雪山・十勝岳が一望できます。ちなみに、鹿毛さんは、この景色を見て一日中たそがれることがお気に入りなんだとか。こんな景色を独り占めできるなんて、うらやましいですね。

また、5月ごろには桜を見ることもできます。そこでは桜を見ながらバーベキューを楽しんだり、音楽イベントなども開催されます。私はこの写真を見て、こんな広い芝生で寝そべって桜を見ながら日向ぼっことかしてみたいな、なんてことを思いました。

大地のめぐみを浴びた真っ赤な飲み物

鷹栖町は野菜の生産も盛んで、「オオカミの桃」というトマトジュースは鷹栖町の名産品となっています。日照時間が長い、昼夜の温度差が大きいなどの気候がトマト栽培に適しているようで、広い大地で光を浴びた果実の酸味と甘味を楽しめる飲み物です。鷹栖町に来る多くの皆さんがよくお土産として「オオカミの桃」を買っていかれるようです。
ちなみに、「オオカミの桃」の名前の由来は、トマトの学名のリコペルシコンを直訳したら「オオカミの桃」になるんだとか。

出典:鷹栖町総合観光ガイド たびたかす https://tabitakasu.jp/?page_id=2202

 

鷹栖町の人は皆「あったかす」

そしてなんといっても、鷹栖町の人々はとてもやさしい方たちばかり!
「困ったことがあったら、すぐに駆け付けてくれるし、野菜もたくさんくれる。良い意味でおせっかいな人々がいるまちです。」と鹿毛さんは言います。鹿毛さんは、鷹栖町が地域おこし協力隊を探している時に、鷹栖町と出会い、その後ふるさとワーキングホリデーを経て、この鷹栖町に移住してきました。ストレスなく自由に暮らせる田舎に憧れがあり、鷹栖町の人々の温かさに触れたことも移住する決め手になったそうです。
取材を通じて、そんな鷹栖町に住む人々の温かさが本当にひしひしと伝わってきました。

 

こんな人におすすめ!鷹栖町

鷹栖町は、どんな人が来ても、まちがいなく楽しめる町だと感じました。そんな中でも特に、農業に興味がある人、人の温かさに触れたい人におすすめです!鷹栖町では、主に農業に関連する場所や施設でふるさとワーキングホリデーの受け入れをしており、野菜の収穫、加工などを体験できるプログラムが揃っています。

「人の温かさに触れることが好きな、元気な若い人にぜひ、鷹栖町に来てほしい。」

と笠原さん。北の大地で、「あったかす」なまち、鷹栖町でのワーホリ体験はいかがでしょうか。

 

※現在、鷹栖町はふるさとワーキングホリデーの募集をしておりません。

 

≪参考≫
田舎Style 市町村情報 北海道鷹栖町:http://inaka-style.net/towns/135.html
北海道鷹栖町HP パレットヒルズ:https://www.town.takasu.hokkaido.jp/kurashi/shisetsu/kouen/palette.html

 

[ 取材担当:ワカモノメンバー 原口拓也 ]