地域の魅力紹介

鹿児島県 志布志市

珍名として有名なまちは、自然と食の宝庫でした

「志布志市志布志町志布志」。鹿児島県の東にあるこの町の名前、読めますか? 正解は「しぶしししぶしちょうしぶし」。なんでもこの地に住んでいたある女性と待女が、天智天皇に布を献上したところ「上からも下からも志として布を献じたことは誠に志布志である」と言われたことがその由来だそう。

日本一「志」の多いまちとして、たびたびメディアに取り上げられることもある志布志市ですが、じつは、「志」を高く持つ人たちが多く住むまちでもあります。近年は農業が盛んなこの地域で農園を始めるべく移住した方、Uターンして自分の夢だったビジネスを始める方など、志布志市を拠点に、新たな人生を切り開いている方も多いようです。

2022年、ふるさとワーキングホリデーで募集するのは、志布志市移住・交流支援センター「Esplanade(エスプラネード)」でのお仕事。観光案内や移住についての情報発信・相談、併設されているカフェでの業務などに携われます。地域の人たちはもちろん、この地域に魅力を感じ、暮らしやビジネスの起点としようとしている人たちと交流することで、多様な価値観や人生の考え方に触れられるのもポイントでしょう。

3町が合併した志布志市の面積は広く、マリンスポーツが楽しめる海水浴場(ウミガメが産卵するビーチも!)や港、遊園地もあるダグリ岬、川遊びもできる整備されたキャンプ場、見晴らしのいい展望台など、自然に触れられるさまざまなスポットがあるのも魅力。太平洋に面した地域では、うなぎやハモ、ちりめんじゃこ、近年は養殖の岩ガキなども有名です。また霧島山系の湧き水や温暖な気候を活かして栽培されるイチゴ、ピーマン、メロンなど、農産物も絶品ぞろい。休日や仕事のあとは、そんな食の宝庫である志布志の魅力を探ってみるのも楽しそうですね。