地域の魅力紹介

長野県小川村
「日本で最も美しい村」で堪能する、雄大な北アルプスの景観とおやき

NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟し、「にほんの里100選」「信州のサンセットポイント百選」にも選定されている長野県小川村。古き良き山里の風趣がいまも残る土地です。

シンボルは、北アルプス連山。村を走る県道、通称「小川アルプスライン」や「小川村アルプス展望広場」からは西側に雄大な北アルプスが一望できます。北アルプスの麓ではなく、少し離れている小川村だから味わえる風景です。標高も高いため、夜空の美しさも格別。村内にはプラネタリウムや天文台もあり、一年を通じて星空観望が楽しめます。

名物は「おやき」。練った小麦粉の皮で、野菜を刻んだ餡を包み、蒸したり焼いたりした郷土食です。見た目はお饅頭のようですが、味つけは味噌で、子どもからお年寄りまでが誰もが愛する小川村民のソウルフード。村内では3つ、おやきの生産・販売を行う企業、店舗がありますが、生産者また季節によって具材も変わるので、食べ比べしてみるのもおすすめです。

今回の「ふるさとワーキングホリデー」(※2023年2月12日~2月20日、3月 6日~3月13日の2回の期間で実施)では、おやきの製造販売業務、また、おやきを含む地域の特産物を販売する「道の駅おがわ」での業務などに携われます。実は、こうしたおやきづくりは、特に高齢者の村内雇用の促進、具となる野菜づくりを通じた農地の活用にも役立っており、郷土食の価値創出の良き事例を体感できる機会になるはずです。

近年は移住者も増えているという小川村。滞在期間中には、移住者をふくめ地域住民の方との懇親会も開催予定。美味しい郷土食、豊かな自然、優しく温かいコミュニティ。もし、第二のふるさとを選ぶなら、こんな土地がいいなと思わせてくれる、小川村はそんなふるさとです。