東京都 利島村
ホントに東京? 大自然に包まれている利島村。
皆さんは利島村って読めますか?多くの方が一度は「りしま村」と間違えてしまうのですが、正しくは「としま村」です!海底火山の噴火によりでき、周囲約8キロ、人口は約300人程という東京都の小さな島です。同じ東京都でも都会の喧騒からは離れ、大自然に囲まれた利島村と、住民の皆様の暖かさに包まれるワーホリの魅力について見ていきましょう!
上から下まで、朝から晩まで美しい景色
島の周辺は豊かな漁場となっており、桟橋では釣りも楽しめます。また、海がきれいなため、魚が目視できることは勿論、水生生物の稚魚や、ウミガメまで見ることが出来ます。更にはイルカも棲みついており、ダイビングの人気スポットとなっています。
ですが、そんなきれいな海に目を奪われて満足してしまってはもったいない!天気が良い夜は顔を上げてみましょう。満天の星に見とれてしまうこと間違いなしです。
陸地や足元にも注目
なんと、利島村には鹿やイノシシといった獣類や毒蛇がおらず、野鳥が多く棲みついています。また、7つの神社と1つの寺があり、どこも行きやすいので天気の良い日には島内のお散歩がおすすめです。そして最近では、島ネコも多くいるため様々な場所で遭遇できる猫たちの観察をしてみるのも良いかもしれません。
特産は国内トップレベルの生産量
さて、大自然に囲まれた島ですが、全体の面積の約80%を占めるものがあるのです!それこそが今回のワーキングの主役、藪椿です。広大な土地に広がる椿を丁寧に管理し、守り続けてきた農家さんたちのおかげで、利島村の特産品である椿油は国内生産量トップクラスを維持しているのです。
しかし、年々、農家さんたちの高齢化や椿自体の老年化が進み、課題となってきました。そういった状況を打破するため、現在は植林やワーホリの受け入れなど工夫を続けています。
実際にワーホリ参加者が体験する仕事は主に、椿の実の収穫、より分けや洗浄、そのほかに雑草刈りや畑の整備などがあります。天候に左右される仕事ですので雨天時には製品づくりのお手伝いも出来るかもしれません。
非日常が溢れる利島村でワーホリを!
豊かな自然とゆったりとした時間の流れ、澄んだ空気の中に身を置くこと。都会ではなかなか出来ない経験です。”参加してくれるからには何かを得て楽しんでほしい”という想いを持ち歓迎してくださる島民の方々。そんな暖かい利島村の皆さんの仲間となり、ワーホリ体験をしてみませんか?
[ 取材担当:ワカモノメンバー 宮澤香菜 ]