山口県 岩国市
世界遺産を目指すまちは、世界に誇るお酒の生産地でもありました
山口県岩国市には、いま、世界遺産を目指している名橋があります。その名は「錦帯橋(きんたいきょう)」。創建以来約350年、修復と架け替えを繰り返しながら今も変わらぬ姿で威容を保ち、中央の3つのアーチ橋と2つの桁橋からなる5連のデザインが周囲の自然と調和した美しい景観を生み出しています。また、アーチ橋の構造は「錦帯橋式アーチ構造」と呼ばれ、世界に例のない唯一の構造です。
少し専門的にいえば、頑丈な木組の技法により、橋上からの圧力で更に強度が増す仕組みが採用されており、それは現代の橋梁工学からみても高く評価されています。歴史マニアも、土木・建築マニアも一度訪れてほしい名橋です。また、橋のかかる錦川では、春は桜、夏は鵜飼い、秋は紅葉、冬は雪景色などの季節の風物詩も楽しめます。
2022年、ふるさとワーキングホリデーで岩国市が募集するのは、地域のレストランでの接客・販売業務、観光施設の業務、バス関連業務など。岩国市の観光資源や魅力に触れられるお仕事です。
休日は、散策や海水浴も楽しめる瀬戸内海の美しいビーチ、また、鉱山跡を利用したテーマパーク「美川ムーバレー」や、山賊焼きや大きなむすびが楽しめる山間のレストランなど、他にはないユニークなスポットを訪れてみるのもおすすめです。
また、岩国市には、いまや海外でも知られるようになった「獺祭」をはじめ、「雁木」、「五橋」、「村重」、「金雀」の酒蔵があり、世界的な品評会で高く評価された名酒もあります。この “世界基準のローカル”が、ここ岩国で満喫できるのです。